高原の風すっかり冷たくなり、金木犀が香る中秋の満月月の夜、赤沢スパに訪問しました。赤沢スパはDHCグループが運営する巨大施設の一部。ジムやボーリングの並びにある海洋深層水を使ったプールで年中楽しめます。
夏季限定のは赤沢プールや、海を眺める日帰り温泉も素敵だけど、ゆっくりしたいときに是非訪れたいのがスパ。想像以上に癒される空間の魅力や訪れたいタイミングについてお伝えします。
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大人の流れるプールでゆったり
ホテルのような広い廊下、好きなだけ使えるタオル、ふかふかのバスローブが用意されたロッカースペースを経て、広々としたタラソテラピー空間に入るとその暖かさと美しさに圧巻されます。
タラソテラピーエリアは水着着用が必須となっていて、男女共用。男女別になっているロッカーを抜けると、水着と貸し出しアイテムのバスローブで過ごすことができます。

https://www.izuakazawa.jp/esthe/spa/
プール部分は少し水温が低めですが室温が暖かいので、寒すぎることはないでしょう。またすぐ近くには寝湯ができる暖かい温泉やサウナもあります。海洋深層水を使った塩分高めの水にぷかぷか浮いたり、流れに身を任せて高い天井を眺めるのが至福。
プール周りにはデッキチェアが配置され、読書を楽しむ人も。
存分にプールを楽しんだら、ドーム型のタラソセラピーでエステ効果のある泥を塗ったり、いい香りのドームや塩のドームでチルアウトできるのも楽しい。ここはまるでスペインのAIRE Antient Bathのような素敵な空間でした。
筆者は夜18時頃に訪問したからか訪問者がまばら、視界に入る人数が数人というのも豪華なリラックス空間を作り出しているように感じました。
東京でオータニのガーデンプール、スパラクーアや大江戸温泉に行ったときには人が多過ぎて、こんなにはリラックスできなかったかも。伊豆ならではの都市から離れた幸せを噛み締めて。
雨の日デートに日帰り温泉(プール)
せっかく彼や彼女と伊豆にきたのに、雨。城ヶ崎海岸、海や高原アクティビティは期待ほど楽しめない……そんな時はカップルで入れるスパはいかがでしょうか。スパと言ってもマッサージやエステだけでなく、高級プールやサウナ、足湯など様々なリラックス空間を楽しむことができます。
カップル旅行なのに女湯と男湯で分かれる温泉はちょっと味気ない、とはいえ貸し切り露天風呂は恥ずかしいとか、混み合っていて予約できないという場合もプールなら入りやすいでしょう。
もちろん女子旅にもおすすめ。気のおけない仲間とリラックスし、心地よい香りやエステ効果のある泥、涼しくリラックスできる塩の部屋やサウナなどを楽しみながらおしゃべりできるのは最高の休日となるでしょう。

https://www.izuakazawa.jp/esthe/spa/
筆者が上記写真のドームを訪れた際は貸切状態となっており、非日常の瞑想ができる空間だと感じました。
普段忙しくゆったりとした気持ちになれない、瞑想に興味はあるけどうまくできないという方もいい香りがする空間なら自然と呼吸が深くなりリラックスすることができるでしょう。
夜5時以降なら、お得な料金
伊豆のヒーリングスポットともいうべき赤沢スパ。入場料は3500円の価値は十分にあるけれど、夕方5時以降なら1500円。まるでハッピーアワーのようなスペシャル価格となっています。

赤沢スパナイト入館案内
ホテルや旅館に宿泊していると夕食の時間と重なるも、伊豆ハウスにお泊まりなら夕食時間はご自由に設定可能。夕方5時以降で、16歳以上の方なら温泉よりもスパ利用がおすすめです。
水着レンタルには別途料金がかかるので、持参がおすすめです。スパに入って伊豆ビールを飲んで寝られるのは幸せそのもの。
メイク落とし、洗顔、シャンプー、リンス、ボディソープ、化粧水、コットン、フェイスクリーム、ドライヤー、ヘアオイルなどは全てDHCの商品を使用することができます。タオルやバスローブ、海洋深層水(500mlペットボトル一本無料、2本目からは別途料金)もついたセットになっているので伊豆ハウスから車10分の別世界を是非体験いただきたいと思います。