2020-06-27

ワーケーション2ヶ月。東京から伊東移住を決めた瞬間

ワーケーション2ヶ月。東京から伊東移住を決めた瞬間

東京・目黒区。港区白金や渋谷区恵比寿は徒歩圏内。代官山、六本木、渋谷は自転車でふらりと、そんな都会暮らしが快適だった。コロナ感染拡大が広がるまでは。

2020年1月に家族が伊東に引っ越したので、週末に数回足を運んでいた。家を心地よいスペースにできたらいいなくらいの気軽な気持ち。2歳の子どもがいるので、広い公園で遊べる魅力的な場所。そのくらいの感覚だった。

コロナ感染がいよいよ広まってきて、近所での新規感染が確認されるようになると、都内生活が息苦しくなってきた。外出は避けたいけど、家のスペースは限られている。公園は閉鎖され、わずかなスペースには子どもが溢れんばかり。

 

ワーケーションしてみる

会社員時代から、在宅勤務は好きだった。ただでさえ体力が奪われる育児中に電車で通勤すると疲れてストレスを感じたし、何より時間がもったいない。

ワーケーションというと、仕事してるの?とか休暇を兼ねてリモートワークってできるのと心配されることもある。実際のところ、元気すぎる2歳児の面倒をみながら、睡眠を削って仕事するよりはずっと良かった。

伊東市は緑豊かで公園は広く、庭や家の周りで遊ぶことができる。人口27万人を超える目黒区に比べて、人口6万人の伊東市は、そもそも人との距離が広い。密になるのは、スーパーくらいで、移動は車。

時間の流れはゆっくり。道ゆく人はのんびりと犬の散歩をしていて、子どもが犬を触ると喜んでくれたりする。忙しなく隙間時間でペットの散歩をする都心とは違う。

東京の保育園へ登園自粛しつつ、伊東と目黒を行ったり来たりした。午後3時に東京都内の新規感染者数が発表され、スマホで通知を受け取ると、大概がっかりした。マスクを嫌がる子どもを連れて東京に戻るのが億劫に感じた。

 

そろそろ週末婚にも、疲れてきた

元々娘はパパっ子だったのに、ママと過ごす時間が圧倒的に多くなると、ママっ子に変貌。パパはそれを見て寂しそうだった。

東京にクライアントがいる夫は自宅にいることが多かったのだが、離れて暮らすのも疲れてきた。三人居住できるマンションに、一人で住む家賃は高いように感じた。マンションの更新日は間近。

「熱海から新幹線で都心まで1時間なら、通えるんじゃない?」
「毎日新幹線通勤はきついけど、週数回ならいいんじゃない?」
「むしろ海外移住見据えたら、静岡に住むのアリじゃない?」

などなど話すうちに、だんだん伊東に住みたくなってきた。1年くらいで東京に戻っても良いかなと敷居を下げたら、俄然楽しくなった。

すぐに物件探しを始めた。津波がこない場所で、アクセスがよく、築浅賃貸と条件をつけると物件は少ない。伊東市では賃貸を選択する人が3割以下だというから、賃貸市場が限りなく小さかった。

プール付きのリゾートマンション(月額家賃8万円)は魅力的だけど、バブル期竣工の築30年は作りが古く、あまり魅力的に映らなかった。そうこうするうちに、全ての条件には当てはまらないけど、住みたい物件に出会えたのは幸運だった。

 

伊東市の魅力

週末遊びに行ったり、旅行でなく、住んでみたい理由について整理したい。

2歳子どもにとって環境が良い

小室山公園をはじめ公園や保育園の園庭が広い。元気すぎて、気に入ったことを繰り返し遊ぶのが好きで好奇心旺盛の2歳児に魅力的な立地だ。

川奈海岸、伊東オレンジビーチ、宇佐美ビーチまで至近。下田の美しいビーチにも1時間でアクセスできる。お台場の混み合う海岸ではなく、もっと美しく家から近いビーチで海遊びを満喫したい。

数年後には友達と過ごす時間が増えてくるだろうから家族で過ごす時間を大切にしたいと思った。

コロナ感染リスクが低い

人との距離が十分などの理由から感染症の懸念が少なく、感染症拡大による保育園登園自粛や休園リスクが低いことも重要なポイント。オンラインミーティングが増えた感覚もある。

2020年6月時点、東京都内の新規感染者数は50人を超える日が続く。人口1000万人に迫る大都市よりも、(今まで考えたことのなかった)田舎暮らしを始める条件の一つが整った気がした。

もちろん第二波が来るかどうかは不透明。それでも都心に住む理由が見直される時期だと感じた。

美味しいお店

伊東には美味しいパン屋が多く、驚いた。ドアを開けると店中が香ばしい空気に包まれている幸せたるや。

美味しいレストランの開拓も出来つつあるのも嬉しい。うちは和食よりも中華、エスニック、イタリアンが好きなので家で作れない料理が調達できるのは嬉しい。

都内にいるときには、コロナの影響で外食を自粛していたからこそ、伊東のレストランを開拓したい。

 

生活費は下がるのか

伊東生活を始めて間もないが、正直なところ生活費が下がるかどうかは不透明だ。東京に行く頻度が上がれば、コスト上昇とともに不便さを感じる可能性はある。

生活コストとして、車(安い中古車で20万円〜)、ガス(都市ガスより割高)、子ども医療費(都内のように全て無料ではない)の負担があることは現時点でわかっている。

素敵なレストランやお店は限定的なので、東京やネットショッピングで散財するかも。それでも子どもと過ごす週末は自然の中が多いので、こちらのQuality of Lifeの方が高そう。

 

東京→静岡→マレーシアに移住したい

夫は「海外に住む」のが昔からの夢らしい。そういえば、私も海外に住みたい気持ちはなくはない。

インターネットでマレーシア・クアラルンプールの生活を検索してみると魅力的なプール付きのコンドミニアムの写真が並ぶ。多民族国家だから、3歳で3カ国語を話すと聞くと、ますます魅力的に映る。

とはいえクライアントがいる東京から海外マレーシアに移り住むのは、ハードルが高い。今の生活の延長線上には海外移住はないので、ちょっとジャンプするしかない。

そんなことも考えたら、ふらりと伊東に住んでみたくなった。家族が伊東に移住を決めたのは、その瞬間だったような気がする。

生まれは東京、育ちは伊東とマレーシアって楽しそうだ。

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